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2013/03/15

愛用の万年筆インク・他

万年筆の楽しみはインク選び

各万年筆のメーカーやインクメーカーから数多くのインクが発売されています。

インクの色を楽しむのは勿論ですが、ボトルにも様々なデザインがあり、飾っておきたくなるインクボトルもあります。





高い評価を獲得している、自身も愛用している定番のインクのご紹介



Pelikan(ペリカン/ロイヤルブルー)


定番中の定番でもはや説明等不要だとおもいます。
鮮やかなブルーです。不具合が起きる心配はないが、薄いと良く言われています。






MONTBLANC(モンブラン/ブルーブラック)


黒系は詰まり易い色なので実績のあるインクを選ぶ事をお勧めします。
靴の形をしたモンブラン、詰まらないと評価を得ているインクで私も愛用しています。




J.HERBIN INK (エルバンインク)


フランスの定番インクで、お店でインクを頼むとエバンが出てくると言われますが、ここには他のメーカーにはない製品があります。

長期保存が可能な公証人用インクや香りつき、インビジブルインク(あぶり出し)インクなどです。

あぶり出しインクで子供とメッセージをやり取りするなんて考えると楽しそうです。


画像はマリーアントワネットシリーズ

洒落たボトルに入っています。エルバンはネーミングもしゃれていて「土」「野草」などのカラーネームが当てられています。

香り付きのローズを使用しています

香り付きの赤(ローズ)をキャップレス万年筆に入れて打ち合わせで使っていますが、仄かな香りを自分だけの楽しみにしています。メモを見せながら打ち合わせする様なシチュエーションで、気付く人も居ますが、私はそしらぬ顔をしています。

「あれ?何か匂いがしませんか?」と打ち合わせで、メンバーが図面を覗き込みながら、赤入れしていて言われた事が一度だけあります。一層の事、色は関係なく、好きな香りでインクを選ぶのも新たな体験ができそうで楽しそうです。



インクボトルにも拘った人気のある代表的インク

ボトルだけでなく、カラーのバリエーションも豊富で、ネーミングも洒落てます。

ペリカン エーデルシュタイン・インク
全10色
カランダッシュ ボトルインク
全9色

パイロット色彩雫 全26色



その他の使用しているしているインクは


Dr.Jansen(ドクターヤンセン)

ハンドメイドインクに興味があったので購入しました。
ナポレオンとダンテを使用しています。選んだ色が悪いのか?紙が悪いのか?何かしら特別な体験を期待していましたが、普通のインクの印象でトラブル無く使っています。




プライベートリザーブ


色のラインナップが多いメーカー、色香鮮やかで、濃淡がキレイなので、アメリカンブルーとシャーウッドグリーンを使っています。

インクをつめる時に汚す事が何回かありまして、ボトルの形状が原因だと思っているのですが、発色が良く色は好きなインクです。

一度汚してからはボトルの入っていた箱に入れてたまま使用しています。
この他にもパイロットのブルーブラックインク等を使用しています。

楽しみを広げるには

ワインの様な深い赤等、好みの青や赤を探すのも楽しいでのですが、色を遊ぶ時どうしてもブルーやレッド系のインクを選びがちになります。そもそもメーカーのインクはその系統しかなかったりしますが、その他グリーン系やパープル系などの色も試して見ると楽しみが広がります。





その他のユニークなインク



RUBINATO ルビナート


面白いインクでは香水が入っているインクがあります。使った事はありませんので、エルバンの香り付きと違いがあるのか分かりませんが、ユニークなインクとしてご紹介します。
ボトルには香料のコサージュが付いていて集めたくなるボトルですね。







プラチナ万年筆 

ミックスフリー


自分で好きな様に調合して、オリジナルカラーが作れるインクです。
信頼のプラチナブランドなので安心して使用できます。


全9色を揃えれば、チャート通りに作っても72色、オリジナルのレシピで作れば無限の色が作り出せるます。これが流行って3色混ぜるなどの自由なレシピが、ユーザー達の手で作られてネットに公開されて行くと面白いですね。


専用の調合キットが販売されていまして、調合のマニュアルが付属しています。
またカラーチャートも有るので失敗せずにインク作りが楽しめます。




その他


インクに付随して書斎の楽しみとして、クリスタル製のインクボトル等も販売されています。

画像は ラバン クリスタルインクポット





楽しさと人気を考えると、お勧めのインクは以下の製品かなと思います。
個人的にはパイロット色彩雫とミックスフリーを次に購入する候補だと考えています。
インクを試すと言う事は、最終的には万年筆も買わないと駄目なので、ゆっくりと選ぶ事を楽しみます。ミックスフリーだと混ぜても安全なので、毎日色を変えるなんて今まででは考えられない使い方もできます。


□その他

Amazonの万年筆のボトルインク集







万年筆に関するサイトは多数あるけれど

万年筆に関するサイトは沢山ありますが、誰もが自分では素晴らしい万年筆だと思っても、全ての万年筆を知っている訳でもなく、個体差も分からないで書いています。書いている人も、それを知っているので多くは語らない事が殆どです。少ない経験では違いも分からなければ語れないのが本音だと思います。それは私も万年筆を十数本では多くは語れ無いのは他の多くの方と同じです。

実用に関する情報は信頼性が高い

インクに関しても万年筆と紙、蒸発具合で変わるので同じ状況ですが、モレスキンとの相性や、詰まらない黒インクに関して等、実用に関する情報は参考になると思います。


インクの色に関して

使用している万年筆、インクフローや紙質で発色や濃淡も変わりますし、インクが濃くなっている場合もあります。また、ネットでインクの色を見てもモニターで色が変わります。ワインの様な深い赤だと紹介されていたので、購入したのですが失敗だったなんて経験もしていますが、色は人により感じ方も違います。参考にするならば最低でも正確なホワイトバランスで撮影されたメーカーの見本と考えています。



そんな中でもお勧めのサイトがあります。

万年筆の専門店フルハルター

多くの万年筆愛用者が信頼するサイトで、モンブラン輸入元、ダイヤ産業 修理課、その2年後には品質管理、検品が発足し、モンブラン社との技術討議や検品データ、修理データの提出等々の責任者として16年と数ヶ勤務。1993年8月末に退社し、10月末にフルハルターを開業。



私自身、悩んだり困るとこのHPを先ずは見る事にしていますし、フルハルターのHPで紹介されているインク研究会はとても参考になり、読み物としても面白いと思います。





万年筆とインクのリンク集

□万年筆メーカー

□日本

セーラー万年筆
 トライアングル万年筆
 トンボ鉛筆
 パイロット
 プラチナ万年筆
 ぺんてる
 中屋万年筆 
 masahiro万年筆製作所
 万年筆博士
 カトウセイサクショ
 大西製作所
 平井木工挽物所
 AZONX(アゾン)
 ロングプロダクツ

□イタリア

AURORA(アウロラ)
 OMAS(オマス)
 Stipula (ステピュラ)
 DALLAITI(ダライッティ)
 TIBALDI (ティバルディ)
 delta(デルタ)
 Visconti(ビスコンティ)
 Marlen Pens(マーレン)
 Montegrappa(モンテグラッパ)

□ドイツ

Waldmann(ヴァルドマン)
 ONLINE (オンライン) 
 Kaweco(カヴェコ)
 SCHNEIDER(シュナイダー)
 Faber-Castell (ファーバーカステル)
 Pelikan(ペリカン)
 Porsche Design(ポルシェ デザイン )
 MONTBLANC (モンブラン)
 LAMY (ラミー)
 CLEO SKRIBENT (クレオスクリベント)

□アメリカ

Conklin(コンクリン)
 Sheaffer(シェーファー)
 TACCIA (タッチア)
 manhattaner's(マンハッタナーズ)
 MONTEVERDE (モンテヴェルデ)
 CROSS (クロス) 

□イギリス

Conway Stewart(コンウェイ・スチュワート )
 DAKS(ダックス)
 dunhill(ダンヒル)
 Platignum (プラティグナム)
 YARD・O・LED (ヤード・オ・レッド)
 BURBERRY(バーバリー)
 Parker(パーカー)
 Platignum(プラティグナム)


□フランス

Waterman(ウォーターマン)
 Cartier (カルティエ)
 S.T.Dupont(エス・テー・デュポン)

□スイス

CARAN d'ACHE (カランダッシュ)


□万年筆インクメーカー

HERBIN(エルバン)
 Private Reserve Ink(プライベートリザーブ)
 NOODLERS(ヌードラーズ)
 DR.JANSEN

□ショップオリジナルインク

三光堂
 明石文昭堂
 BUNGBOX
 Pen and message
 NAGASAWA 
 






まだ、抜けがあると思いますが、見つけ次第、順次更新する事とします。


 
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