ニューヨークやパリで流行しているインダストリアル系のインテリアに因んでなのか?水道管を利用し棚のDIYが紹介されていました。
DIY LIGHTED PIPE SHELVES
シンプルなオープンシェルフですが、DIYすれば自分の空間に合わせられるし、ランプなども付けられて、意外に素敵です。
日本では水道管は塩ビのパイプになってしまっているので、ホームデンターなどで簡単に手に入るのはガス管でしょうか。ガス管ハンガーラックなども販売されているので、強度も十分そうです。
パイプの途中に途中にバルブが付けられていたりする遊び心も素敵です。これが照明のスイッチになっているのでしょうか?
実際には、パイプのサイズや継金具を調べて設計し、パイプを塗装し、木材を加工し、梁などにパイプを固定、配線を通して、照明のソケットを固定する必要があります。
DIYなので手順は多いですが、基本骨格のパイプは既製品を使えるので、素人でも作れるアイデアです。
何より、素敵でオリジナルで売ってないのに、意外と安く自分で作れるのが良いところです。
【 instructables.com 】
┃追 記
DIY人気が高まっている様で、この記事にもアクセスが多いので、もう少し情報を追加することにしました。調べてみるとガス管水道管共用の亜鉛メッキ鋼管が日本でも販売されています。┃パイプの規格
パイプは予めネジが切られていてネジの規格がR1/2等と表示されています。この規格を統一させないと組み合わせることができません。┃サイズが異なっても組み合わせるには
異形ニップルなどを使用すればサイズの異なるネジや太さの異なるパイプとも組み合わせることができます。表示例としてはパイプではR1/2 × R1/2と表示され両端ネジの規格が表示されています。┃作例で使用されているパーツ
DIY例では1/2インチパイプが使用されていて、亜鉛菅としては最も細い15Aの規格で、外寸は21.7mmのパイプです。もっと強度が欲しい方は太いパイプを選択すれば良いと思いますが、以下では15Aでご紹介します。┃調べてみました
調べてみるとパーツの一つ一つは数百円と格安で、組み合わせで自立式のオープンシェルフなども作れます。パイプの長さは100mm単位で販売されているので自分のスペースに合わせて設計できます。┃棚板を考える
板の価格は作りたい棚の大きさで変わりますが、この棚を作るのは板が一番高価になると思います。穴あけ加工があるので使う板はパイン材あたりが良いのだと思いますが、1800mm×900mmが通常のサイズなので、1スパンw1800mmで棚を設計する必要があります。┃自立式にすれば壁面工事は不要で賃貸でも使えそう
パイン材は重いので、壁との取り付けに注意が必要ですが、いっその事足を下まで下ろしてしまえば、壁との接続も不要になり、移動もできるようになります。足の末端には、ねじ込みフランジを付けて、短いネジをフランジのネジ穴に接着すれば見た目は床からパイプが生えている様に見せる事も可能です。
上部のパイプが壁や天井に接触する様にして、足同様にフランジを付けておけば、生えている様にも見せられます。
1)パイプ
棚の高さ、奥行き、壁との連結に合わせて長さを選びます。
>>15A亜鉛メッキ鋼管 300mm
2)ねじ込みフランジ
ガス管を壁と固定させるために使用します。
>>黒ねじ込みフランジ 15A
3)90度エルボ
コーナーパイプの連結、棚支え末端に使用します。
>>15A白継手 90°エルボ
4)45度エルボ
照明器具の角度を45度にする場合に使用します。
>>15A白継手 45°エルボ
5)プラグ
菅に蓋をする場合に使用します。
>>15A白継手 プラグ
6)チーズ
T字にパイプを組み合わせるのに使用します。
>>15A白継手 チーズ
7)電球ソケット(ハロゲンソケット)
>> ハロゲンソケット SB1103H