海外で話題の日本製チタンマグ

日本のチタンマグカップが海外で話題になっていたのでご紹介。

SNOW PEAK 

HOTLIPS TITANIUM MUG

スノーピークは日本の新潟に本社を構えるアウトドアグッズメーカーで、ちょっと割高だけど品質や製品のデザインも良いので人気のブランドで、現在は海外でも販売し人気を得ています。



海外ではホットリップスと呼ばれるマグカップの口に取り付けられる耐熱シリコンのパーツが販売されていて、熱いものを飲むときシングルマグで唇を熱から守るアイテムです。

このホットリップスは味噌汁の国の日本人には不要なのか？残念ながら日本では未発売で、一部店舗で並行輸入品が販売されています。









＞＞snow peak Hotlips 2 Piece Set

TITANIUM MUGは日本でも販売され、熱伝導率が低く、薄く、軽いチタンを使用したマグカップで、ホットリップスはシングルマグの６００mlサイズ用です。














＞＞スノーピーク チタンシングルマグ 600 MG-044R

また、ダブルウォールモデルも用意され、二重になっていて保温性にも優れています。

ダブルウォールというと、どうしても厚みがあり口当たりが宜しくないのですが、このマグカップは薄い飲み口を溶接技術で実現していて、唇にフィットするようデザインされています。







＞＞スノーピーク チタン ダブルマグ 600 MG-054

以前、テントの購入を検討していて、大晦日に丹沢でキャンプする予定だがSNOW PEAKのテントは使用できるか？と問い合わせしたことがあるのですが、彼らは新潟の冬、雪中キャンプで私たちは普通に使用していて問題はありませんと回答頂いたことがあります。


そこまでハードな使用は想定してなかったのですが、丹沢と言えどもその時期はフライシートが凍ってパリパリし、強風でも吹けば破ける可能性もあったので問い合わせたのですが、ユーザーの使用状況を想定し、自分達で製品をテスト。問題のない製品を作る努力をしているとの説明も受けました。

何よりもアウトドアが好きそうで、自分達で満足できない製品はユーザーにも満足いただけないとの思いが伝わってきた対応でした。

２０年ほど前の話なので、今はどうなのかは分かりませんが、製品を見ている限り、今も変わらないのではないかと想像しています。

製品に誇りも愛も持たない拙い日本語のアウトソーシングのオペレーターに電話を回され、会話を録音され、オーム返しの様に復唱される対応が、どの企業でも近年では普通になってきましたが、その時受けたSNOW PEAKの様な対応がユーザーを育てるんだとも感じます。

当然、企業姿勢や日々の活動、製品のクオリティ、技術があってのことで、世界に認められるメイドインジャパンの正しい形だとも思います。