男なら好きな万年筆
別に男性だけの楽しみではありませんが、私も安いのから定番のペリカンや其処其処のものまで10本位は持っていますが、実際に使ってみると元々は英語を書くための筆記具でもあり、アルファベットよりも複雑な漢字を書くには向いてい無いと感じる事も度々あります。が、使用する万年筆に合わせて書けばソフトで滑らかな書き味とインクの滲みや濃淡が出る文字は魅力的です。日本語に最適な万年筆パイロットエラボー
2007年に発売(正確には再販)された日本の文字が持つ美しさを表現できるソフトタッチの万年筆が、英語のカリグラフィックに最適なペンであると脚光を浴びています。 パイロット エボラー万年筆 1978年(昭和53年)、全国万年筆専門店会と共同開発された“初代”「エラボー」輸出版である「ナミキ ファルコン」柔らかなペン先は、日本の文字特有の「とめ」、 「はね」、「はらい」の表現にも適している万年筆。
書く事が楽しくなりそうな万年筆
持ってないのですが、日本の筆記具はすばらしいですね。これは1本持ってないとだめだろと久々に欲しくなっています。ペン先もSEF(極細)、SF(細字)、SM(中字)、SB(太字)の4種類を揃えているので、手帳用に使える万年筆が欲しいので、書き味が固くなりがちな極細を是非試してみたい。多くの方が、この記事をご覧になっているので、もう少し追記する事にしました。
どうも店頭で売切が発生しているとの話もある様で、上の動画の反響は大きかったのですね。
比較されているフォルカンについて
パイロットではソフト調・FA(フォルカン)と言う柔らかいペン先が選べるモデルがあり、Amazonなど通販でもフォルカンと明記されています。ただし、中字だけなので手帳で使いたい人や細字等の他のペン先が欲しい人はエラボーを選択することになります。ネットのレビューについて
フォルカンの方が柔らかいとのレビューも見ますが、万年筆が太く重たかったり、太字であったり、インクフローが多いとペン先が柔らかく感じられる事もあります。しかし、持ち歩くのに太いペン軸を選んで携帯しにくくなったり、使いづらくては意味がありません。同時にエラボーの方が柔らかいとのレビューも見ますので、ネット上のレビューは参考にはなりますが、それだけで判断するのは難しいと思います。自身が感じる印象とは異なる場合もあると思います。
それでもエラボーかフォルカンかを悩む方へ
固い柔らかいの前に、上でも記しましたが、エラボーのアドバンテージはペン先が選べる事なので、折角購入されるのであれば、どのように使うかを検討し、ご自身の用途に合わせてペン先やペン軸の太さを選択され、お気に入りの1本を見つける事をお勧めします。バランスも大切だけど触らないと分からない
万年筆が書き易いかどうかはペンのバランスがとても重要だと思います。これはペンを立てるか、寝かせて書くペン先なのか(ニブの設計で書き易い角度が決まっています。)、でもペンのバランスは異なって感じます。また、ペン軸の太さや、手の大きさでも感じ方は全く異なりますので、出来れば実際にペンを触ってみる事をお勧めします。使い方も大切
万年筆にはインク選び、メンテナンスなどに関して、故障やトラブルを避ける為の作法があります。内容をご紹介すると長くなりますので、パイロットのHPでも紹介されていますし、詳細に関しては万年筆の使い方等で検索し、専門サイト等をご確認頂きお気に入りの1本を正しく長く使ってください。インク選びも慎重に、愛用のインク他、インク選びの楽しみとガラスペンの投稿を参考にしていただけたらと思います。黒いインクをご使用される予定であれば、詰まらないクロインクで検索されて、カーボンインク等に関しての情報を得る事をお勧めします。