忘れてる傑作
登場した時は話題になった傑作品なのに、時間が経つと忘れられてしまうモノて数多くありますよね。情報が氾濫している現代は、定番になる前に忘れ去られて行くモノが増えて行く一方だと感じます。恐らく多くの人が知らない、忘れてしまった傑作品だろうと思えるものをご紹介。三スケ
三角スケール、略して三スケと呼ばれたりしていますが、3つの定規が3角形に組まれた様な形をしていて、各々の辺で1/100、1/250などの図面上でサイズを測る定規で、設計する時や図面を見る人には必要不可欠な文具です。世界中のデザイナーやアーティストとのコラボにより、ACMEと言うブランドからペンを中心としたラインナップで、文房具が販売されて、三スケをボールペンと合体させた文具があります。
SCALE
書ける三スケは、ACMEのMATERIALIラインの製品で、日本の建築家である“坂茂”氏によりデザインされたプロダクトです。
坂茂氏はシャープのアクオスのTVCMに登場した、壁の無い家のデザイナーと言うと氏の作品が分かる方も多いかもしれません。
クオリティーが高い
文字通り三角スケールをモチーフにしたデザインで、ボディを回転させることによりペン先を格納するリトラクタブル式の構造です。現在、キャドソフトによる設計が一般的となり、出番は少なくなった三スケですが、アルミ無垢の様な重厚な質感は、スマートさを演出するステーショナリーとして満足させてくれると思います。ACMEは意欲的
ACMEのMATERIALIラインには魅力的な製品が多く、私はこのSCALEの他にもキャップ付きのペンシルをモチーフにしたRUGBY/REDも持っています。このペンもキャップがマグネット式になっているなど遊びとこだわりが詰まっています。