家で揚げ物をするのは油が部屋に回ったり、調理後の匂いが嫌だったりするので、出来るだけ避けたい、揚げ物は総菜屋で済ませると思っている人も多いいはず。オーブンで少量の油をかけて調理する方法もありますが、揚がり具合がやはり違います。
揚げ物専用のフライヤーなる調理器具もありますが、卓上でオイルフォンデュや串揚げでもしようと思わない限り、購入する事も少ない調理器具だと思います。
そんな中、油を使わないフライヤーなるものがあります。海外メーカー製で、今までは並行輸入品しか国内での取り扱いは無かったのですが、国内でも正規販売がまもなく開始されますのでご紹介。
philips airfryer
国内正規販売ではNonfryerと言うネーミングで4月20日に販売が開始されます。
200℃の熱風で油を使わずにサクサクに揚げてくれるフライヤーです。
これなら毎日、ヘルシーな揚げ物が食べられます。流石に天ぷらは無理ですが、揚げ出し豆腐やエビのフリットまでなら調理可能なのは驚きです。
メーカーHPに紹介されているレシピの画像では、春巻き等は皮のプチプチ感は無く焼き春巻きの様になっていますが、衣を付ける様な調理ではもう油は不要に思えます。
酢豚等の一度揚げてから調理する様な料理でも重宝しますね。
気になるのは1点だけ、消費電力が1425Wなことで、炊飯器等を同時に使う調理の時間帯に、夏場のエアコン等の使用を考えるとブレーカーの要領が小さな方は注意が必要です。
現在の所並行輸入品の方が価格が安いのですが、輸入品は重さ8kg、国内正規品は7kgと重さが違うのでスペックを調べてみましたが分かりません。梱包の重量と製品単体の重量の差でしょうか?
違いとしては、並行輸入品は別途、変圧器(100V->230V)が必要となり、日本でのメーカー保証はなく、 英語版のマニュアルと、レシピが付属。変圧器に一万数千円の費用がかかるので正規品を購入した方がメーカー保証も付く分、得と言う事になります。
あとは、ヘルシオやオーブンレンジ等のノンオイル調理と、ほぼNonfryerと機能は同じで更に汎用性の高い熱風を循環させるガスオーブンのコンベックとの違いを考えると器具のサイズ、設置や手入れの手間、調理の手軽さ(途中で裏返す必要があるか?等)や生活スタイルで何れかをチョイスするのが良さそうです。手軽さを考え毎日揚げ物三昧を夢見て私はこれ欲しいなと思います。
油をスプレーしないと美味しく無い等の情報も見ますが、良く食べる気ならオイルスプレー無しの方が良いですね。そんなに使わないなら、そもそもこの調理器具いらないと思いますが、トンカツはオイルスプレーあり、海老フライはタルタルソース添えるのでなしとかこの辺はいくらでも工夫できますね。